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Vol.43 リーダーとマネージャー

ゴビーズ通信
【海外ビジネス攻略法】
2013年9月号

ゴビ太郎です。今月はマネジメント論や組織論などでよく取り上げられる「リーダー」と「マネージャー」について考えてみましょう。そもそもこの2つの違いって何でしょうか?リーダーとは「自分もプレーヤーとして加わりながら、目標達成のためにチームを【Lead】する人」、一方、マネージャーとは「自分はプレーヤーとしては加わらず、指示を与えるなどしてメンバーを【Manage】する人」です。サッカーチームに譬えると、「リーダー=キャプテン」、「マネージャー=監督」ということになりますね。

会社組織に当てはめると、リーダーは主任・係長クラス、マネージャーは課長・部長クラスを指すと思いますが、実はここで一点、注意しておかなければならないことがあります。それは、「マネージャーとはリーダーの先にあるものではない」ということです。確かに一般企業においては「係長→課長→部長」という昇格の過程を経るわけですが、マネジメント論的に言うと、そもそもリーダーとマネージャーは100%別物です。つまり、「リーダーとマネージャーは、それぞれ同じ基準で選んではいけない」ということになります。一般的にリーダーとして選ばれる人は、一般社員の中でも仕事ができる人のはずです。リーダーはプレーヤーの一員なのですから、これで問題ありません。問題はマネージャーとして選ばれるべき人です。リーダーの中でも特に仕事ができる人をマネージャーとして選んでしまいがちですが、これは間違いです。最高のリーダーをマネージャーに任命しても、うまくいくとは限らないからです。逆説的ですが、サッカーの監督が必ずしも優秀なプレーヤーではないのと同じことです。むしろリーダーの中から選ぶのであれば、最も仕事ができる人ではなく、最もマネージャー向きの人を選ぶべきなのです。ボクたちは経験上、リーダーやマネージャーがその役職で機能するかどうかは、もともと備わっている素質や能力、または本人の興味による部分が大きいと考えています。リーダーとしては優れていてもマネージャーには不向きな人を無理やり研修で何とかしようとするよりも、マネージャーの素質がある人を選び、組織を構成した方がうまくいくということです。(世間では人材不足でお困りの会社も多いと思いますので、こ  れはあくまで理想論ですが……) 特に、中国ではリーダータイプの人材が多く、マネージャータイプの人材が少ないというデータもあります。そうだとすれば、マネージャー向きの人材をきちんと見極めて登用していくことこそが組織強化のポイントとなります。

では、「どうやってリーダーやマネージャーの素質を見極めるのか」というお話になると思いますが、残念ながら今回は紙面の関係上、ご紹介できそうにありません(泣)。興味のある方は、ゴビーズまでご連絡ください。また、過去の『ゴビ通』でマネジメント論についてご紹介した回もございます。以下サイトで閲覧できますので、見極めの際のヒントにして下さいね。

http://china.gobies.com

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