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Vol.9 松井利夫さんとの会食

2010年12月31日発行

年末になってしまいましたね。みなさま、今年も1年間ゴビーズ通信やゴビ太郎のコラムをご覧いただき大変ありがとうございました。ちょうど1年前、ゴビーズ通信での連載をきっかけにゴビ太郎が誕生し、いろいろなところでちょこちょこと名前を出させていただきました。今ではゴビ太郎宛にメールをいただいたり、ゴビーズ社員がお客様と打ち合わせをするときのネタとして名前を出してもらったりと、ゴビーズの一員として少しは存在感が出てきているようで大変うれしい限りです。

来年もスタイルを崩すことなく、ゴビ太郎としていろいろな情報発信を行っていきたいと思います。

さて、今回のコラムは、先日ちょっとした縁で株式会社アルプス技研創業者の松井利夫さんとお話をする機会がありましたので、そのとき感じたことなどを書いてみようと思います。

 

松井利夫さんについて

松井さんについて簡単にご紹介です。株式会社アルプス技研をゼロから創業し、現在の一部上場企業まで育てあげたある種カリスマ経営者の一人で、経営界の中では有名な方です。本も数冊出版されていて、いたるところで講演会を開催したり、若手経営者の支援を行ったり、その結果起業支援に関して経済産業大臣賞なども受賞されたりと、優秀な経営者に共通しているように幅広く活躍されています。関連情報は以下サイトにてご確認ください。

・株式会社アルプス技研のページ  → http://www.alpsgiken.co.jp/
・松井利夫さんについて紹介ページ → http://www.alpsgiken.co.jp/alpinist/

 

松井利夫さんとの縁

そんな松井さんとボクたちゴビーズがどんな縁があるかというと、二つあります。一つは、当社総経理の権藤と副総経理の高橋がともに松井さんが提供していた松井奨学金をいただいていたということ。松井さんは、若いうちから経営について勉強してもらおうという目的で、経営に興味がある学生を対象に奨学金を提供されています。権藤と高橋はともにその奨学生メンバーでした。もう10年以上も前で、彼らがまだ大学生のときの話です。

そしてもう一つの松井さんとの縁は、権藤が元アルプス技研社員だったということ。権藤は大学院時代に今のゴビーズの前身となる会社を興していますが、その後修行の意味も兼ねていったんアルプス技研に入社しています。そのアルプス技研つながりというわけです。

こんな縁もあり、今回は松井さんとお話をする時間を持てたわけです。青島にはアルプス技研の関連会社がありますので、松井さんはそこでの用事で今回は青島にいらっしゃっていました。そして10数年前の奨学生のことをしっかりと覚えていてくださり、時間を作ってくださったというわけです。「おう、どうだ?あんまりうまくいっているようには見えないけど、生きてるか?」と言った感じで、議論とかそういう堅苦しい形式ではなく、アルプス技研関連会社の若手数人と一緒の軽いノリでの食事会でした。松井さん流の起業家支援なんでしょうね。

ボクたちから見たら雲の上のような存在の方なわけで、多少緊張感ある時間でしたが、今回は少人数でゆっくりと話ができたことに感謝です。お金を出して彼の話を聞きに行く人がいるわけですから、そのことを考えたら数百万円くらいに値する時間だったような気がします。そしてこの会食を通して感じたことや今後のためにも覚えておきたいことなどがいくつかあるので、せっかくだから記録しておこうと思います。たくさん話題が出たのですが、ボクの独断と偏見で記憶に残った内容を選んで書いています。

 

ゴビ太郎メモ

1.  経営に必要なものは「成功するまでやるという意思」

「戦略や戦術なんかをいくら議論しても、『何としてでもやるんだ』という経営者の意思がなければ意味がない。」

この言葉を聞いてちょっと安心しました。ボクたちの考えが間違っていないと実感できたからです。ゴビーズはこの点に関しては負けない自信があります。戦略や戦術はまだあまり自信がないのですが(^_^;)

がんばろう。

2.  仕事を取ってくる

「会社が小さいとき経営者がしなければいけない最優先事項は『仕事を取ってくること』だ。どんなに戦略、戦術を考えても、仕事がなければ収入はない。収入がなければ存続できない。生き抜いていくために経営陣は仕事を取ることに集中しなければならない。」

その通りですよね。明日食べるお金がないと生きていけませんからね。痛感しています。松井さんからは会社設立当時、仕事がなくて困っていたときのお話や、あの手この手を使って営業したお話などを語っていただきました。松井さんでもそういう時期があったんだと思うとちょっと勇気が出ます。

がんばろう。

3.  こまめな人間になる

「お客様や社員などに気を遣えるこまめな人間を目指す。そしてそれを義務としてではなく、本心からできるようになったとき、周りから支援してもらえるようになる。」

これはなかなか難しいですね。自分の時間は有限ですし、自分でできることって限られるような気がしてしまいますからね。それでも意識して、感謝の気持ちを持って取り組んでみることが大切なんでしょうね。

がんばろう。

4.  人間関係が一番ストレス

「問題の原因には必ずと言っていいほど人間関係があり、この人間関係が一番のストレスになる。」

このことを頭に入れておくだけでも気分が違うでしょうね。この件もこれまで松井さんが経験されてきたいくつかの事例をもとにお話していただきました。そしてそんなストレスを解消する方法を自分なりに持っておくことも大切とのことでした。運動をして汗をかくことが一番いいということです。松井さんの場合、趣味ということもあったようですが、こういうストレス解消ということを意識して、週末時間を見つけて登山に出かけたそうです。

確かに最近運動していない気がします。体は適度に動かさないといけませんね。脳みそは日々鍛えている自身はあるのですが、脳みそだけだとバランス悪い人間になってしまいますからね。物理的な肉体も鍛えるようにしていきたいです。ストレス発散にもなるし。

がんばろう。

5.  悪いこともやってきた

「生きていくために悪いこともいろいろやってきた。年齢、立場、時代が今とは違ったから許されてきたこともあると思う。」

ボクたちから見たら鉄の精神を持った聖人みたいな人に思っていたのですが、そんな方でも昔はいろいろなことを経験してきたんだなと思いました。本当は具体例を挙げて説明したいところなのですが、ご本人の名誉に関わることもあるかもしれませんのでこの場では控えさせていただきます。こういう内容がおもしろいんですけどねぇ。

ボクたちもこれからいろいろな壁にぶつかると思いますが、今回の松井さんの話を思い出して乗り越えていこうと思います。

がんばろう。

 

以上、1ヵ月半くらい前の話を思い出して書いてみました。ノートのメモなどを見るともっとたくさんいろいろなことを書いているのですが、今見るとありきたりすぎてしまう感じがするので、ノートを見ないでも覚えている特に印象深かったことを書いてみました。

全体の感想を一言で言うと、「松井さんも最初スタートしたときはボクらとそれほど変わらない若者だったんだな」、ということです。どうしても今現在の彼と見比べてしまいがちで、そうするとボクたちとはまったく違う人種のような気がして、ボクたちなんか経営者として失格なんじゃないかと思ってしまいがちです。でも彼が経験してきた数十年があるからこそ今の彼があるわけで、そんな今の彼とボクたちを比較しても仕方がないような気がしました。

大切なのはこれから数十年間ボクたちがどう生きるかです。松井さんも最初は苦労していたんだということを励みに、20年後、30年後を目指してコツコツがんばっていこうという元気が出ました。

今回松井さんと話をできたことで、こうやって世の中の成功者と言われる人と生で話をするということは、本では得られない多くのことを得るチャンスだということを改めて実感できました。こういう機会があったことに本当に感謝です。そしてこれからも機会を見つけてこういう方々と話をする時間を作り出していき、お話した内容をできる限り皆さんと共有していきたいと思います。

それから、ゴビーズスタッフのつぶやきでも書いていますが、最近時々ビジネスオーディオを聞いています。経営者の講演だったり、対談だったりを録音したものです。経営について勉強していくと、勉強手法としていろいろなところで「オーディオがいい」と取り上げられているので、ものは試しということで聞き出しています。結果は評判どおりかなりいいです。このようなオーディオも生の話にはかなわないかも知れませんが、おすすめです。

やっぱり世の中で良いと評判になっていることはやってみたほうがいいんですね。尊敬する人に近づきたかったら、その尊敬する人がやっていることをまねすることが近道ってやつですね。

人と会って話をしたり、オーディオ聞いたり、本を読んだり、日々勉強です。楽しみながらやっています。こんな勉強状況を皆さんに発信していくことによって、皆さんも何か感じてくださることがあればいいなと考えています。

来年も勉強したことをお伝えしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

A Happy New Year !!

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