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Vol.34 社内制度はつくった後が肝心。

ゴビーズ通信
【海外ビジネス攻略法】
2012年11月号

こんにちは。ゴビ太郎です。8月実施のセミナーのフォローも兼ねて、ゴビーズではここ1、2ヵ月、お客様訪問を積極的に行なっています。そこで最近よく話題にのぼる「賃金改定」が今回のテーマです。中国では、毎年政府から賃金改定のガイドラインが発布されて、各社はそのガイドラインを参考に、賃金を改定(一般的には「上方修正」)していくことになります。改定の時期は各社でそれぞれですが、一般的に春節前後の1〜4月が多いようですね。そのため、ちょうど今ごろの時期(10〜12月)が来期の改定に向けて、社内で議論を行なっている時期ということになると思います。来期の予算計画作成にも関わるだけに、重要課題の一つとなります。賃金改定と言っても、一律で昇給させる方法と、成果に応じて増減させる方法の2種類があります。ですから、経営者側はこのあたりのルールを予め決定しておく必要がありますね。その場しのぎで対応してしまうと、毎年賃金を上げざるを得なくなり、コストばっかりが増えて大変なことになってしまいます。その際のルール制定の方法に関するヒントなどは、これまでのゴビ通でもご紹介してきた通りです。興味のある方はバックナンバーをご覧くださいね。(弊社のHPでもご覧になれます)

さて、制度を作ったあとなのですが、それだけで満足しちゃっていないでしょうか?少しでもコストを抑えるために、皆さんそれぞれで工夫して人事・給与制度をされていると思うのですが、制度は作っただけでは意味がありません。その後の導入・運用が大切です。制度を作るのにかかった時間やエネルギーよりも、作った後に実際導入・運用に費やすそれの方が、倍くらい多いんじゃないでしょうか。導入・運用は、とてもパワーの必要な作業なんです。日本の親会社の制度を参考にしたりして、折角しっかりした人事・給与制度を制定しても、導入・運用がうまくいかないのでは、全く役に立たないのです。では、制度をうまく適用させるにはどうすれば良いのでしょうか?回答はいたって簡単、「しぶとく時間をかける」ということのみです。

ドラスティックに改革しようとしてしまう方も多いようですが、制度の導入に焦りは禁物です。特に労務に関わる制度に関しては、慎重を期する必要があります。あとが大変ですから。日本では制度を計画・構築した後、導入までに半年から1年(上場企業などでは3〜5年の場合も)  ぐらいかけて適用させていく場合もあります。

「しぶとく」という点が重要で、洋の東西を問わず、組織に新しいものを導入しようとすると必ず拒絶反応が起こるもの。そのような反抗の芽を一つ一つ解消していくことが大切です。従業員への説明にしても、単なる説明会で終わらせてはいけません。従業員が制度の内容を簡単に理解できるような仕組みを作り出すなど、工夫が必要だと思います。

こんなに面倒な制度の導入ですが、ゴビーズではいくつかの有効な支援サービスを持っています。ボクたちが考え出した方法を、ぜひお試しいただけたらと思います。先ずはご連絡をお待ちしております。賃金改定の直前になって、困ることのないよう全力でバックアップさせていただきます!

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