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Vol.28 イライラは百害あって一利なし(1)

ゴビーズ通信
【海外ビジネス攻略法】
2012年5月号

こんにちは。ゴビ太郎です。新年度になって新たに青島にいらっしゃった方も多いかと思います。特に中国(海外)での勤務が初めてという方の中には、当地と日本との国民性や習慣の違いから、イライラした毎日をお送りの方も少なくないのではないでしょうか?今回はそんなイライラがもたらす悪影響と解決のヒントをご案内しましょう。

イライラは「百害あって一利なし」ということをまずは念頭に置いてください。自分はもちろん、周りにいる人はなおさら気分良く働けません。皆さんがイライラしていると、周囲の人たちは必要最低限の用件以外で近寄ってこなくなってしまいます。「社長は孤独だ!」と割り切るのも悪くありませんが、社内のコミュニケーションが悪くなり、社員はボスの顔色ばかりをうかがって言われたことだけを実行し、新しいアイディアなんて提案されなくなってしまいます。社員は皆さんのイライラ顔を見ることがイヤになり、指示されたことを実行するのもイヤになり、やがて皆さんの会社で働くコトもイヤになります。去っていくのは実はデキる社員ばかり。「うちの社員は使いものにならん!」— —皆さんがそう思っているコトを実は社員全員がお見通しなんです。こんな職場って、皆さんの理想の職場と正反対の職場ではないでしょうか。イヤイヤの仕事が良い結果を生むとも思えません。その悪い結果に皆さんの怒りはヒートアップ!「お前たちのためを思って……」、「利益を出さないと給料が出せないんだぞ!」、最悪の場合、社員に向って「誰のお陰で給料もらえてんだ!給料ドロボウ!」なんて、知らず知らず叫んでしまっている場合も……?

イライラとは自分の思い通りにならないコトが原因で生じるモノ。良かれと思っての皆さんの言動が思うようにならない現状から生じています。「そんな状況は中国に限らず、どこでも起こるものだ」と理解している方は、経営に長く関わっている方かもしれません。経営者とは社員を使って業務を遂行する立場。経営に関わる以上は社員との意思疎通は絶対的な条件であり命題です。言葉が通じない外国ではなおさら問題は起こりやすいかもしれませんね。最近では海外の事業所に責任者として赴任する方の年齢も下がっていて、日本で管理職経験はなく、海外で初めて上司となり部下を持つなんて方も少なくありません。日本の親会社の異動辞令に従って赴任する際、日本での役職より1〜2ランク上の職位で赴任する場合も多いようです。責任者となって権限が増えると、自らのやりたかったコトもできるようになり、皆さん熱意に満ちていますが、それが災いして、上記のような事態を招いてしまいます。部下なり社員との関係を作るコトに対しての経験値がどれほどあるか、ということこそが実はポイントのようです。

さて、果たしてこんなイライラのスパイラル状態から抜け出せる方法はあるのでしょうか?どうしたら社員が納得して仕事を進められる環境が築けるのでしょう?そのカギは「○○値を下げる」というコトなのですが……答えは次号で。次号まで一ヵ月も待てないという方は下記の当社HPの「仕事わくわくサービス」中にヒントがあるのでぜひご覧ください。当社ではこのような社内問題の解決コンサルティング、マネージャー層向け研修なども実施していますので、ご興味のある方はぜひご連絡くださいね。

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